今回も、介護というよりも介護生活に入るまでにやっておいた方がいいことについてのお話です。
結論としては、資産やその相続などについては、ご両親の意識がしっかりしているうちに、それらについて明確しておいた方がいいという事です。
私が実際に困った例を2つ。
一つ目は、銀行預金です。
私の父は、多くの人たちと同様に、複数の銀行口座を保有していました。ただ、主に使用していたのはその中の2つで、それ以外の口座は長く利用していませんでした。おそらく、父はそれらの存在を忘れていたと思います。
そのうちの一つの存在を私が知ったのは、父が末期がんで入院生活を送っている頃のことで、その銀行から預金残高を通知する書面が私たちの元に届きました。私は、そのお金を父の入院費用や生活費などにあてようと考え、父にその口座のキャッシュカードの所在などを尋ねてみたのですが、それらについてほとんど覚えていませんでした。そこで、それらの残高を引き出す方法を銀行に問い合わせたところ、詳細は覚えていませんが、役所に行って書類を手配したり銀行に書面を送付をしたりしなければならないとのことで、残高が少額であったこともあり、その手続きにかかる労力や時間を考慮して、私たちはその預金を引き出すことをひとまず諦めました。たとえ少額であったとしてもお金はお金なので放置するのは気持ちのいいことではありません。大変な時期に入る前に、資産状況をクリアにしてそれらを動かしやすい状態にしておくことは大切だと思います。
2つ目はクレジットカードです。
クレジットカードには年会費がかかるものとそうでないものがありますが、年会費無料のカードが年会費やそれに類するものを請求するカードに変更されることもあるので、タイミングを見て枚数を減らすなどの整理が必要です。
父が他界して10年近くが経った頃、私の元に父名義の更新されたクレジットカードが届きました。更新期間が5年のカードだったので、なぜそんなタイミングで送られてきたのかは今で不思議なのですが、ともあれ、その場で契約内容を確認しました。年会費が有料であることが記載されていたため、そのカードについて調べてみたところ、数年前から年会費が有料になっているとのことでした。私の立場からしてみると、10年近く前に他界した人間の、利用実績もないはずのカードを更新して転送郵便で送りつけ、その上年会費まで有料に変更しているというのは、非常に理不尽であり不快な出来事でした。とはいえ、放置しておくわけにもいかなかったので、早速解約の手続きに取り掛かったのですが、不快な出来事はその後も続きました。コールセンターに連絡すると自動音声での対応ばかりで、長いアナウンスを聞かされるだけて一向にオペレーターと話すことができません。その後、いくつかの方法を試してようやくオペレーターと話すことができたのですが、担当部署が違うなどと言われ、また別のところに連絡をしなければなりませんでした。そのような手続き行い、数日後にようやく担当のオペレーターと話をすることができました。結局、これまでの年会費を請求されることなくカードを解約できたのですが、その間の私の気持ちはお察しいただけると思います。
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私たち家族の場合、その他の不動産や投資資産については、母が70歳代で狭心症の大きな手術を受けたことをきっかけにそれらの資産状況や相続について状況を共有していたので、両親の死後に、非常に面倒ではあるものの、通常の相続の手続きをスムーズに進めることができました。
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今回の私の意見は、あくまで子であった私の立場からの意見なので、親の立場からの意見は異なったものになるのかもしれません。とはいえ、意思の疎通がしっかりと図れるタイミングで、親の資産状況を整理し、相続についての意思を共有しておくことは、家族にとって大切なことだと私は思います。
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今回で、介護に関わる話題は一旦終了です。次回から、フェイクニュースについての記事をいくつか投稿する予定です。
フェイクニュース①〜フェイクニュースはなぜいけないのか〜、に続く。
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こんにちは。
Wall Egg and Seeds というサイト名は、ある日本の作家が海外で行ったスピーチで「Wall(壁)」と「Egg(卵)」という言葉を用いて強大な権力と弱者との関係を表現をしたことをヒントにして、それらの言葉と「Seeds(種)」を組み合わせたものです。
私にとって、「壁」は民主主義を無視する強大な権力です。「卵」は民主主義の名のもとに民主主義を勝ち取り、守ろうとする個人です。
多くの人たちは「壁」にぶつかったところで「卵」は割れるばかりで「壁」はびくともしないと感じていて、「壁」の側に立つ人たちが多く存在する一方で、「卵」の側に立とうとする人はどんどん減っているように見えます。このままでは、本当の民主主義は、実現するどころか、ただの理想論としてどこかに追いやられてしまうような気がしてなりません。
多くの大人たちが民主主義について口をつぐむようになってしまったた今、一人でも多くの人たちが民主主義の大切さについて考え、その実現のための一歩を踏み出すきっかけの一つとなることを期待して、「Wall Egg and Seeds」を開設しました。つたない文章ですが、よろしくお願いします。
「Wall Egg and Seeds」が公平な社会の実現の「種」になることを祈って。
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Hello,
The name of this site, Wall Egg and Seeds, was inspired by a speech that a Japanese writer gave abroad in which he used the words “Wall” and “Egg” to describe the relationship between the powerful and the weak, and I combined these words with “Seeds”.
For me, the “wall” is the mighty power that denies democracy. The “egg” is the individual who tries to win and protect democracy in the name of democracy.
Most people feel that when “egg” hit the “wall,” she or he just breaks and the “wall” doesn’t take damage , and while there are many people who stand on the side of the “wall,” the number of people who try to stand on the side of the “egg” seems to be seriously decreasing. If this situation continues, I cannot help but feel that true democracy, far from being realized, but will be relegated somewhere as mere idealism.
Now that many adults have become silent about democracy, I have started “Wall Egg and Seeds” in the hope that it will be an opportunity for as many people as possible to think about the importance of democracy and take a step towards realizing it. I am not very good at writing, but thank you for reading.
May “Wall Egg and Seeds” be a “seed” for the realization of a fair world!

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