介護③〜意思の共有、お金〜

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今回も、介護というよりも介護生活に入るまでにやっておいた方がいいことについてのお話です。

結論としては、資産やその相続などについては、ご両親の意識がしっかりしているうちに、それらについて明確しておいた方がいいという事です。

私が実際に困った例を2つ。

一つ目は、銀行預金です。

私の父は、多くの人たちと同様に、複数の銀行口座を保有していました。ただ、主に使用していたのはその中の2つで、それ以外の口座は長く利用していませんでした。おそらく、父はそれらの存在を忘れていたと思います。

そのうちの一つの存在を私が知ったのは、父が末期がんで入院生活を送っている頃のことで、その銀行から預金残高を通知する書面が私たちの元に届きました。私は、そのお金を父の入院費用や生活費などにあてようと考え、父にその口座のキャッシュカードの所在などを尋ねてみたのですが、それらについてほとんど覚えていませんでした。そこで、それらの残高を引き出す方法を銀行に問い合わせたところ、詳細は覚えていませんが、役所に行って書類を手配したり銀行に書面を送付をしたりしなければならないとのことで、残高が少額であったこともあり、その手続きにかかる労力や時間を考慮して、私たちはその預金を引き出すことをひとまず諦めました。たとえ少額であったとしてもお金はお金なので放置するのは気持ちのいいことではありません。大変な時期に入る前に、資産状況をクリアにしてそれらを動かしやすい状態にしておくことは大切だと思います。

2つ目はクレジットカードです。

クレジットカードには年会費がかかるものとそうでないものがありますが、年会費無料のカードが年会費やそれに類するものを請求するカードに変更されることもあるので、タイミングを見て枚数を減らすなどの整理が必要です。

父が他界して10年近くが経った頃、私の元に父名義の更新されたクレジットカードが届きました。更新期間が5年のカードだったので、なぜそんなタイミングで送られてきたのかは今で不思議なのですが、ともあれ、その場で契約内容を確認しました。年会費が有料であることが記載されていたため、そのカードについて調べてみたところ、数年前から年会費が有料になっているとのことでした。私の立場からしてみると、10年近く前に他界した人間の、利用実績もないはずのカードを更新して転送郵便で送りつけ、その上年会費まで有料に変更しているというのは、非常に理不尽であり不快な出来事でした。とはいえ、放置しておくわけにもいかなかったので、早速解約の手続きに取り掛かったのですが、不快な出来事はその後も続きました。コールセンターに連絡すると自動音声での対応ばかりで、長いアナウンスを聞かされるだけて一向にオペレーターと話すことができません。その後、いくつかの方法を試してようやくオペレーターと話すことができたのですが、担当部署が違うなどと言われ、また別のところに連絡をしなければなりませんでした。そのような手続き行い、数日後にようやく担当のオペレーターと話をすることができました。結局、これまでの年会費を請求されることなくカードを解約できたのですが、その間の私の気持ちはお察しいただけると思います。

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私たち家族の場合、その他の不動産や投資資産については、母が70歳代で狭心症の大きな手術を受けたことをきっかけにそれらの資産状況や相続について状況を共有していたので、両親の死後に、非常に面倒ではあるものの、通常の相続の手続きをスムーズに進めることができました。

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今回の私の意見は、あくまで子であった私の立場からの意見なので、親の立場からの意見は異なったものになるのかもしれません。とはいえ、意思の疎通がしっかりと図れるタイミングで、親の資産状況を整理し、相続についての意思を共有しておくことは、家族にとって大切なことだと私は思います。

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今回で、介護に関わる話題は一旦終了です。次回から、フェイクニュースについての記事をいくつか投稿する予定です。

フェイクニュース①〜フェイクニュースはなぜいけないのか〜、に続く。

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